ラベルシール

ラベルシール

パッケージデザイン会社探しをする前に、デザインが及ぼす影響や事例を紹介し、話題の制作会社もピックアップして取り上げたいと思います。

商品のパッケージデザインを考えるにあたって、絶対に手を抜けないのがラベルシールの作り込みです。どれだけターゲット層に人気のある芸能人を起用して大々的なキャンペーンを行っても、商品のデザインそのものであるラベルシールの出来が悪ければ、消費者は商品を購入してくれません。売れる商品には、一見するだけで「商品を購入するメリット」や「イメージ」が伝わる完成度の高いラベルシールが使われています。極端な話、オーガニックをうたう基礎化粧品のラベルシールが毒々しい紫色を中心としたパンクなデザインだったら、消費者は誰も手に取ってくれないでしょう。消費者が実際に自分の目で見て、手で触れて確かめることのできるものだからこそ、ラベルシールの作り込みは商品のイメージを大きく左右できるのです。

例えば、1988年に女性の研究者が女性のために開発した大塚製薬の「ファイブミニ」は、長らく元気さや明るさをイメージさせるオレンジ色のラベルシールが使われていました。食品に限ったことではありませんが、特定の色やロゴを長く使い続け、消費者から「この色の商品はあの会社のもの」「このロゴといえばあのブランド」といった認知を得るのは、ブランディングとして非常に効果的な手法です。

しかし、より若い女性世代からの興味を獲得するために、大塚製薬は「ファイブミニ」の液体にリコピンを加えてピンク色に変え、ラベルシールをピンク中心の女性らしいデザインにリニューアルしました。「この色といえばこのブランド」という認知度を重視するメーカーにとって、内容物やラベルシールデザインの変更は、市場の顧客に受け入れてもらえるかどうかが分からない大きな賭け。結果として、21年ぶりに行われた2017年の大幅リニューアルは若い女性層から受け入れられ、商品の売り上げも伸びたとされているのです。

ポイントとなったのは、液体の色をオレンジからピンクに変えたことだけではありません。液体の色に合わせて、新しい「ファイブミニ」のラベルシールは、ひと目でどういう名前の商品なのかが分かるよう商品名を大きくしています。以前のラベルシールにあった読みづらい英語表記の説明を外し、商品名の背景を白、それ以外の部分をピンクのツートンカラーにすることで、ぱっと見の分かりやすさや可読性を大きく向上しているのもポイントです。

もし、旧パッケージのラベルシールデザインをそのまま使っていれば、液体のピンクとラベルシールのオレンジ色が調和せず、違和感のあるデザインになったでしょう。

このように、開発の経緯や商品としての中身がほとんど同じものでも、ラベルシールという見た目を変えると訴求するターゲットを広げたり、新たな商品イメージを付け加えたりすることができます。新商品の開発時はもちろんのこと、商品のリニューアルや、これまでのブランドイメージを打破したい場合も、ラベルシールデザインにこだわるのがおすすめです。

ただし、商品の背景やターゲット層に刺さるデザインを考えるのはけっして簡単なことではありません。大切な商品の見た目を左右するデザインだからこそ、ラベルシールのデザインは実績があり、評価の高いパッケージデザイン会社に頼みましょう。

ラベルシールのデザインに強いパッケージデザイン会社

本サイトで取り上げているデザイン会社の中で、ラベルシールのデザインが得意なおすすめのデザイン会社は、以下の3社です。

貼雑デザイン事務所

基本的には農業関係のパッケージデザインに強いデザイン事務所となります。ただ、数多くの農家が作っている農産物の特徴を捉えたオリジナルのデザインシールを多数手がけているため、訴求ポイントの分かりやすいラベルシールを求めている場合はぜひ一度相談してみましょう。

貼雑デザイン事務所の公式サイトはこちら>>

ヘルメス

ヘルメスは、食品から店舗の空間デザインまで、幅広いデザインを請け負う老舗のデザイン会社です。カルビーやハーゲンダッツジャパンなどの大手企業のデザインも数多く担当しており、化粧品などの差別化にも意欲的に取り組んでもらえます。

ヘルメスの公式サイトはこちら>>

ノーツデザインオフィス

商品全体のブランディングや、広告戦略を行うデザイン会社です。すべてを一社に任せるため、ラベルシールのデザインと商品の売り出し方などを統一できるのが強みとなっています。

ノーツデザインオフィスの公式サイトはこちら>>