お茶

お茶のパッケージデザイン会社探しをする前に、デザインが及ぼす影響や事例を紹介し、話題の制作会社もピックアップして取り上げたいと思います。

1980年代以前、お茶というものは、茶葉を購入してきて、自宅や職場の給湯室などで、急須を使って淹れるというものでした。そもそも、そのまますぐ飲める状態で買えるお茶というもの自体が、存在していなかったのです。

それが劇的に変化したのが1980年代後半に一般化し、普及したペットボトルです。それに先立って、サントリーや伊藤園が烏龍茶を缶入りで発売していましたが、ペットボトルという容器の出現で、お茶の販売競争は加速。現代においては、他社との差別化を、どう図るかというのが重要事項になっています。

そんな事例のひとつとして、ひとつ興味深い調査結果があります。それまでの緑茶飲料と比べ、より「濃い味」のお茶市場において、王者・伊藤園の「お~いお茶濃い味」を、サントリーの「伊右衛門Green ESPRESSO」がイメージ調査で上回ったというもの。前者はラベル全体が濃緑色の地に白抜き文字の商品名なのに対し、後者は黒と濃い灰色の縦ストライプ地に、茶葉の緑の横ライン、さらにその一部がしぶきのようになっていて、茶葉のイラストも添えられているというもの。高級感をより感じさせるとして、伊藤園を上回ったのだとか。

このように、お茶というある種狭いストライクゾーンの中で、どう知恵を絞るかというのは、各社とも苦心しているもの。デザイン会社選びの際は、実績はもちろんのこと、戦略性や企画力といったところも重視したいとことです。

お茶のデザインに強いパッケージデザイン会社

本サイトで取り上げている中で、お茶のパッケージデザインで話題となっているのは、以下の3つのデザイン会社です。

関和デザイン

ペットボトルのお茶という市場を切り開いた伊藤園の各製品を担当。ジャスミン茶は、ジャスミンの花びらを季節ごとに色合いを変えてデザイン。お~いお茶の季節限定バージョンや、濃い味烏龍茶も、商品特性ごとにデザインを使い分け、それぞれの個性を際立たせています。

関和デザインの公式サイトはこちら>>

アイディーエイ

同社も伊藤園製品である「お~いお茶絶品ほうじ茶」の保温ペットボトルで、オレンジの暖色のデザインを実践。また伊藤園では「TEAS' TEAアーモンドミルクティー」も担当。さらに、ある意味ライバルであるUCC「BLACK無糖」も手がけています。

アイディーエイの公式サイトはこちら>>

ブラビス

中国・上海の統一という飲料メーカーが『茗茗是茶』というブランド名で売り出した緑茶と烏龍茶は、ブランド名を大きく見せながら、前者は緑の茶葉、後者は茶色の茶葉がモチーフに使われていて、統一感と区別を両立させています。

ブラビスの公式サイトはこちら>>