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リブランディングの目的

リブランディングとは何か?リブランディングの目的やもたらされる効果、注目される理由といった観点から、詳しく掘り下げて考察していきたいと思います。

結論から先に言ってしまいますと、リブランディングとは、かつて隆盛を誇ったブランドを現代の時流にそうように改善・再構築し、魅力やアピール力を蘇らせるというもの。

ただし、単純にパッケージデザインやロゴマークを新しくすればいいというものではありません(場合によっては、それだけで効果があることもありますが…)。

成功のためには、適切な手順、正しい方法の実践が、なにより大切なのです。まずは、この点をしっかり踏まえておいてください。

勢力を失う企業のジンクスとは

では、より具体的に考察していきましょう。そもそも、かつては多大な支持や人気を博していたブランドが、時の流れとともに、今ではかつての勢いを失ってしまっている。こうした状況は、なぜ起こってしまうのでしょうか?

これは、いわゆる老舗企業などで、起こりがちな現象です。最大の原因はなんといっても、「かつての顧客が高齢化してしまい、次の世代のアピールが上手く機能していないこと」、ならびに「先の成功を尊びすぎて、時流に合わせた変化や進化を躊躇っている」という点につきます。

特に、2代目や3代目社長が改革や変化を望んでも、先代社長の時代から仕えるベテラン社員がそれをよしとせず、既存路線を頑なに踏襲してしまうことで、ブランド衰退を招くというのが、典型的なパターンと言えます。

企業だけに限らないブランディングの必要性

興味深いエピソードがひとつ。長く売れ続ける芸人さんと、いわゆる一発屋で終わってしまう芸人さんの違いは、時代の変化に、的確に対応できるか否かとのこと。

まさにブランディングも、全く同じことが言えるのです。つまり、リブランディングとは、「ブランドの伝統は継承しながら、時代の変化に順応し革新を行うこと」に他ならないのです。

それゆえに、リブランディングを着手するにあたっては、まず現在のブランドが置かれている状況や問題点を徹底的に洗い出すことが不可欠です。マーケティングの専門家などその道のプロの協力を仰ぎ、自社ブランドのポジショニングや、強みと弱み、ライバルの立ち位置や差別化できるポイントなど、様々な事柄を吟味し検証した上で、ブランド再生プランを構築していくことが王道なのです。前述した通り、新しいパッケージデザインやロゴマークというのは、その再生プランの一部です。単純にパッケージやロゴの見てくれを変えれば成功するものではないということを、いま一度、しっかり踏まえておいてください。

以上の通り、リブランディングとは実に奥が深いプロジェクトです。ただし、上記のような言葉による説明だけでは、ピンとこないという方も少なくないことでしょう。そこでぜひ、成功事例(および失敗事例も)をご覧になりながら、知識・理解を深めてみてください。

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