お菓子・スイーツという分野は、かつての時代、特にバブルの頃であれば、商品のコンセプトや味のこだわり(もちろん最低限のレベルは必要ですが)といったものよりも、パッケージデザインやネーミングの面白さ、あるいはテレビCMの面白さというものが売上に貢献していました。
しかし、それも今や昔。時代は流れ、今や、大人向けはもちろんのこと、子ども向けのお菓子であっても、ブランド戦略に基づいたパッケージデザインといったものは不可欠。昨今よく言われることですが、特にお菓子・スイーツという商品の場合、パッケージそのものが、広告宣伝やPRの役割を担う傾向がより高まるのです。
そこで、興味深い事例をひとつご紹介しましょう。1957年の発売以来、ロングセラーとなっているロッテの『グリーンガム』。濃緑の包装紙にGを赤文字としたロゴ、側面には金色の5本の木というお馴染みのデザインでしたが、2014年、「初摘みミント」使用という改良に合わせ、パッケージも全面変更。旧パッケージに比べ明るく淡いグリーンとし、Gの文字も白に、そしてミントの葉をイラストであしらうといったものに一新されました。
結果的に旧デザインよりも新デザインのほうがより多くのユーザーから支持を受け、改めてコンセプト設定やターゲット戦略、そしてパッケージデザインの重要性というものが明らかになりました。
デザイン会社選びの際は、実績はもちろんのこと、戦略性や企画力も重視したいところです。
パッケージデザイン会社の制作事例の中から、「お菓子・スイーツ」のパッケージデザインにこだわって選りすぐりました。
さらに詳しく知りたい方や、ほかのデザイン事例も見たい方のために、公式サイトへのリンクも設けています。
気になる会社があれば、ぜひチェックしてみてください。

お菓子と言えば、甘いイメージもあり、子供が食べるものと思っている方も多いでしょう。あえて大人をターゲットにしたカスタードケーキなので、大人が手に取りたくなるようなデザインに仕上がっています。
パッケージにお酒のグラスを配置することで、デザインだけでもお酒が入っていることをアピールしており、さらに「ラム」と大きく表記し、よりラム酒を印象付けています。またお菓子の中身をしっかり見せることで、トロッとカスタードが出てくる写真になっているので食欲をそそるはず。
大人だけの特別感を演出するために、明るいデザインではなく、シックな色合いにまとめているのも特徴的。ただ暗すぎる雰囲気がでないように側面などには青色を配色しています。さらに「期間限定」ということをハッキリと表記することで、購買意欲を促しているでしょう。

ドン・キホーテ限定で販売されたポテトチップス コーンポタージュ味のパッケージデザインの事例です。
遊び心をふんだんに取り入れたパッケージになっており、SNSでも盛り上がるように吹き出し部分をパッケージにデザイン。吹き出しにはSNSであきらめないツイートがあったからと、素直に表記されています。また第一弾が「念願の」、第二弾が「復活の」、第三弾が「今年も」と記載し、そのフレーズは残したまま「×」を追加するという面白みを感じさせるでしょう。次は何と書かれるのかという、わくわく感を抱く人もいるはず。
パッケージ全体は、コーンポタージュのカラーでまとめ、店頭でもスグに目に留まるレイアウトになっています。上部にはコーンポタージュやトウモロコシの写真を載せることで、商品が並んでいるときにも目立つようなデザインになっているでしょう。

ブラックを基調とし、中の個包装はゴールドで統一したデザインになっており、高級感を演出しています。手土産やお土産などで、誰かに渡すことが多いため、高級感を醸し出すことによって、上司など立場に関係なく渡しやすいデザインになっているでしょう。
パッケージにはキャラメルサンドの写真が載せられており、どのようなお菓子なのか一目でわかるようになっています。キャラメルが溶け出すようなデザインは、美味しさが伝わり、すぐ食べたい!という欲求を高めてくれるでしょう。
また味によって個包装はゴールドではなく、シルバーになっており、一目で違いが伝わるデザインに。ボックスもシンプルなボックス型ではなく、まるで本のようなデザインもおしゃれです。紙袋も黒を基調としたおしゃれなデザインになっているので、統一感も演出しやすいでしょう。

ラムレーズンスイーツの専門店である「ラムール」のザッハトルテの詰め合わせボックスです。ラムレーズンという大人の魅力が満載のスイーツだからこそ、高級感も与えられるようなパッケージをデザイン。ラムレーズンと月をイメージしたブランドのロゴをゴールドの箔押にし、全体の深いパープル色に映える仕上がりになっています。あえて余計なイラストを載せないことで、シンプルさの中に品を感じられるでしょう。ボックスの蓋を開ければ、その裏に商品の魅力を伝える言葉を載せており、開けた人にだけお菓子をアピールするのも魅力的です。
またボックス自体は半完成品になっているため組立も早く、折りたたんで保管できるなど省スペースでボックスが管理できるといったメリットもあります。またボックス自体の紙は厚めの板紙を採用しているので、重厚感のあるパッケージになっているでしょう。

三芳町の6次産業として、三芳のお茶を用いたクッキーのようなお菓子の製品パッケージです。ポルボローネはスペイン伝統菓子で、食べながら「ポルボローネ」と3回唱えれば幸せになれるという言い伝えがあります。そのため幸せさをイメージしやすいようパッケージ全体を四つ葉のクローバーの形状を採用。四つ葉のクローバーの葉を一枚ずつ外していくことで、ポルボローネが出てくる仕組みです。
ポルボローネ自体は小さな丸い形状をしたお菓子のため、外のパッケージにも丸い絵柄をデザイン。緑に映えるようオレンジやピンクでカラーリングし、パッと華やかな印象を与えてくれます。
「ポルボローネ」というお菓子自体の知名度は低いので、ストレートに伝わるようパッケージには「三芳のお茶を使ったポルボローネ」とハッキリ明記。お茶のお菓子だということが消費者にもアピールできるでしょう。
なぜ「いい商品」ほど、選ばれなくなるのか?
原材料にも製法にも妥協はない。作り手の思いも、品質への自信もある。それでも市場の反応が伸び悩む商品は少なくありません。問題は本当に、「商品力」なのでしょうか。
原因は「商品力」ではなく、「文脈」にある
多くの場合、選ばれない理由は商品の良し悪しではなく、消費者との間にある「文脈(ストーリー)」のズレにあります。作り手が語りたい価値と、買い手が求めている理由。この前提が噛み合わなければ、商品は選ばれにくくなります。
視点を変えると、商品の意味は変わる
ここからは、「商品を変えずに、意味を変えた」事例です。
「贈答品」から「晩酌の相棒」へ
高級ギフトとして展開されていた缶詰は、品質とは裏腹に伸び悩んでいました。見直したのは味や価格ではなく、「食べられるシーン」。晩酌の相棒として再定義したことで、購買理由が明確になりました。
「製造のバラつき」を「独自の価値」へ
均一でない食感は、これまで課題とされてきました。しかし視点を変えれば、それは毎回違う楽しさでもあります。不均一さを個性として表現したことで、商品は支持を集めました。
「いい商品」を「選ばれる商品」に変えるために必要なこと
事例に共通するのは、商品を変えたのではなく、「誰に、どんな理由で選ばれるか」を再定義した点です。価値はすでに商品にある。それをどこに、どう置くか。そこが分かれ道になります。
【PR】この「再定義」を、戦略として扱ってきたチームがある
こうした「意味の再定義」を、感覚ではなく戦略として行ってきたのが株式会社ミニラクリエイティブです。メーカーのこだわりを、消費者の「買いたい理由」へと翻訳する。その戦略的なアプローチによって、 前年比400%を超える売上増を記録するなど、具体的な成果を生み出してきました。この積み重ねを、29年以上続けています。「商品はいいはずなのに、選ばれない」そう感じているなら、まだ語られていないストーリーがあるのかもしれません。

クリスマスなど冬の時期に販売する焼き菓子のパッケージをデザインした事例です。 クリスマスなどは数多く似たようなパッケージの商品が販売されるため、それらの商品の差別化を図り、いかにインパクトを与えられるかが重要になってきます。とくに女性の心をつかむようなデザインになるように、冬の華やかな印象を与えるパッケージを実現。
クリスマスカラーである赤をベースに、緑のリボンをあしらったデザインを採用しています。またコンパクトなタイプは四角いボックス型にし、雪が降り積もった街並みをデザイン。どこかカワイイ印象を与えてくれるでしょう。一方、大きめのサイズは、煌びやかな印象を与えるデザインになっており、キラキラと輝く絵が描かれています。焼き菓子ということを一切表面に書かないことで、箱を開けるときのドキドキ感も楽しむことができるでしょう。

箱を開けてビックリするような、花をデザインしたお菓子のパッケージデザインの事例です。
花をあしらったデザインはお菓子のネーミング通り。食べるのが勿体ないと思ってしまうほど、カワイイお菓子になっています。そのイメージが伝わるように、パッケージも華やかでカワイイ印象に。紙袋やボックスの中央には花をモチーフにした絵が描かれており、またボックスにはハチミツがたっぷり使われていることをアピールするデザインになっています。
さらに個包装は袋のままでも花の形をしたラングドシャが見えるようなパッケージになっており、袋を開ける前から楽しませてくれるでしょう。また華やかな雰囲気を演出するために個包装はゴールドを配色しており、その縁には紙袋やボックスと一体感が出るように紙袋などと同じ花のモチーフがあしらわれています。

KIHACHIのクリスマス限定の商品で、マドレーヌやシュトレンなど人気の焼き菓子の詰め合わせのパッケージデザインです。クリスマスということが一目でわかるよう全体を赤い色のボックスにし、金銀で箔押された加工が非常にゴージャスでしょう。屋根の上にも箔押加工が施されており、細部までこだわりが感じられます。またボックスはハウス型の箱になっており、見た目もオシャレです。誰かへのプレゼントとして喜ばれるデザインになっているでしょう。
パッケージのデザインは厚さ0.9ミリほどのマイクロフルートを使用しており、軽いだけでなく丈夫さも魅力のひとつです。表面には優しい手触りの赤のファンシーペーパーを貼合わせたシートを採用しています。そのためボックスのお菓子を食べた後も、つい飾っておきたくなるようなボックスに仕上がっているでしょう。

JALの国内線ファーストクラスで提供されるスイーツのパッケージデザイン事例です。JALの象徴と言えば鶴のシルエットなので、鶴の絵柄の部分を透明にし、中身が覗けるようなパッケージに仕上げています。またJALのイメージカラーである赤と白を基調にするだけでなく、海外の方にも親しまれるように和柄の要素を取り入れたデザインを採用。和の要素をプラスすることで、ファーストクラスで提供されるに相応しい高級さも感じられるでしょう。
余計な絵柄などを配置しないことで、より素材・味への自信が伝わってきます。ついつい一口食べてみたくなるようなデザインは、日本人だけでなく海外の方にも伝わるでしょう。パッケージから中身が見えることによって、封を開ける前にどんなお菓子なのかも一目で把握できるといったメリットも。そのため、わざわざ封を開けて中身を確認する必要はないので、お持ち帰りもしやすいでしょう。

料亭で使用するような高級なもち米を用いて、上質なひまわり油にこだわり、伊豆大島の天日塩、さらに添加物は一切使わないというこだわりのお菓子のパッケージ事例です。
子どもたちの未来のために安全なお菓子を作りたいと思い開発されたエピソードがあり、子供たちの笑顔があふれるようなパッケージをデザインしています。動物たちをあちらこちらに散りばめて、カラフルなボックス型のパッケージを実現。子供たちが見ただけで、カワイイ!と笑顔になるようなデザインは、絵本作家さんが絵を描いています。
さらにお菓子を食べた後も箱で遊べるように、箱の裏側には塗り絵になっているのも特徴的でしょう。ただのボックスではなく、遊びのアイテムとして活用できるのは子供にとっても楽しいはず。お菓子を食べることで、より笑顔になる顔が思い浮かびます。

奈良県立医科大学・MBT共同開発されたキャンディのパッケージデザインの事例です。
柿渋をふんだんに配合しており、柑橘系のハーブ味なので舐めやすいキャンディです。そのため一目で柿渋配合が伝わるように、柿のカラーであるオレンジを配色。さらに柿をモチーフにしたロゴを描くことで、和モダンを感じるイメージになっています。
また、ただのキャンディではなく、共同開発された特別なキャンディと伝わるようにパッケージの上部でアピール。
ただ柿渋というと、どこか年配のイメージを抱く人もいるため、文字は柔らかな印象を与えるフォントに。若い年齢層の方でも手に取りやすいパッケージデザインになっています。さらに「自分をいたわるキャンディ習慣」と明記することで、喉が痛くなった時にだけ食べるものではなく、日ごろから食べるものというイメージを定着させることができるでしょう。

横浜市を中心に注目されているシェフ服部 明のショコラトリーです。ブランド名には横浜の青い海と空のイメージが込められています。そんなブランドイメージを大切にするよう、パッケージには黒と青の2色をメインカラーとして展開し、横浜らしいハイセレブリティな雰囲気を感じさせつつ、オシャレな手土産としても持ち運べるデザインになっているでしょう。
ボックス型のパッケージにはリボンをイメージした青色のラインが引かれており、つい開けたくなるようなデザインに。中を開ければ、青色のチョコレートが一番に目に留まり、まるで宝石箱みたいな演出となっています。包装紙は青をメインにしており、ボックスとのギャップが魅力的です。ボックスのデザインと合わせた持ち運び用の袋も非常にオシャレでしょう。つい袋やボックスなど取っておきたくなるパッケージになっています。

たくさんのフレーバーのビスケットが一つにまとまったアソート用ボックスのデザイン事例です。「しあわせ」の象徴であるクローバーがモチーフになっているため、ボックスにもクローバーをあしらったデザインを採用しています。フレーバー自体をカラフルな色に見立て、箱の全体にカラフルなクローバーをちりばめたようにデザイン。全体を白でまとめたものと、ブラウンでまとめた2つのタイプがあり、どちらにもカラフルなクローバーデザインが映えます。
蓋を開けても印刷が施されており、シルバーの箔押をポイントで一つ入れているのも特徴的。どこか印象的で、可愛らしいボックスデザインになっているでしょう。箱の内部にはお菓子の魅力が伝わってくる文言が掲載されており、どんなお菓子なのか、どんなこだわりがあるのかも分かりやすくなっています。

株式会社榮太樓總本鋪より販売されているキャンディのパッケージデザインを手掛けた事例です。この商品の魅力は濃厚なミルク・きなこ・黒糖のそれぞれのフレーバーが口いっぱいに広がる味わい深いという点。濃厚さをアピールするために、まるで牛乳パックかのようなデザインが袋に描かれています。きなこや黒糖の素材感をクラフト紙で表現し、色合いにも徹底的にこだわったデザインです。ロゴには昔懐かしい牛乳瓶の蓋をイメージしたデザインを採用し、牛のイラストなどレトロな雰囲気も消費者に与えています。このロゴは個包装にも描かれており、袋から出した後に持ち運ぶときでも商品名がアピールしやすくなっているでしょう。
また外装のパッケージには「沖縄の黒糖仕立て」と大きく記載することで、黒糖の味わいが深いことも訴求。さらに「大豆イソフラボン入り」と書き、女性がつい手に取りたくなるパッケージになっています。

羊羹というと、どうしても年配の方向けの商品が多く、若い方にアピールするパッケージは非常に少ない印象があります。そこで若い方も手に取りやすいように、あえて従来のデザインから全く違ったものになっているでしょう。
従来のデザインだと一口で食べられるサイズ感や気軽に食べられるイメージも伝わりにくいため、パッケージに「一口サイズの羊羹」とハッキリ明記しています。さらにパッケージの裏側には食べ方まで分かりやすく載せることで、初めて食べる方も手に取りやすい工夫が満載です。
羊羹という和の要素を踏まえたデザインで、フレーバーごとにイメージカラーも変更。同じシリーズの羊羹だと分かりやすくなり、また一瞬でフレーバーの違いも把握できるでしょう。またフレーバーも分かりやすくするよう、イメージの画像も載せています。

チョコの中にケーキを入れるイメージで作られたチョコレート菓子で、20代から30代の年齢層の女性をメインターゲットにしています。いちごのショートと、ティラミスの2種類があり、パッケージは味の違いがパッと判別できるようピンク色と茶色のメインカラーを採用。同じブランドと分かるよう、大まかなデザインは統一しています。ケーキの断面を大きく配置し、さらにチョコレート菓子の断面もデザイン。まるで本物のケーキが中に入っているかのようなイメージを消費者にアピールできるでしょう。
ターゲットを意識して、全体を高級感ある表現でデザインしているのも特徴的。ボックスの中は個包装になっており、ボックスのメインカラーと同様にいちごショートはピンク色、ティラミスは茶色のパッケージで包まれていて、食べやすいように配慮されているのも魅力です。

和洋菓子製造会社である株式会社中島大祥より販売されている「こがね芋」のパッケージデザインの事例です。日本人好みのしっとり食感が特徴的で、より多くのターゲットにアピールできるようデザイン。他商品と並んだ際の視認性を重視しており、ロゴ・カラーバランス・しずる写真を精査し、まとまりのあるパッケージに仕上げています。
ロゴでは「芋」をストレートに伝えるシンボル化したデザインで、陳列された際にインパクトがありつつ、どこか愛らしい印象を持たせるように考えられているでしょう。商品の最大の魅力である「芋の美味しさ」をイラストで表現することで、どの年代の方でも手に取りやすい雰囲気になっています。「なると金時使用」など消費者にアピールしたい点は、しっかりと目立つように書かれていながら可愛らしさも残しているのも特徴的です。

高山市にある「ツバキカフェ」から販売されているパッケージの事例です。和とフレンチのシェフ、パティシエが地元の素材で作ったプリンなので、和と洋を融合させたようなパッケージに仕上がっています。プリンの蓋の部分にはツバキの絵柄が掛かれた紙がプリンを包み込むような形になっており、金色の糸で封がされているため和の要素が感じられるでしょう。一方、蓋の色と統一したシールがプリンのケースに貼られており、「飛騨高山」とハッキリ明記。「カスタードプリン」「極みのプリン」など商品名を大きく記載することで、どのような味わいなのかも分かりやすくなっています。あえてトロトロなど、どんなプリンなのか具体的には一切書かないことで、消費者の想像力を引き立てるパッケージになっているのも魅力的。シンプルなパッケージだからこそ、つい買いたくなってしまうのでしょう。

長崎県南島原市にある須崎屋より販売されているパッケージデザイン事例です。手焼きや素材にトコトンこだわり、白生地のカステラの商品の特徴を活かして、全体を白で統一したパッケージになっています。デザインのメインとなる「白」の文字は筆文字で大きく描き、金箔部分は浮き出しを採用。堂々とした迫力も感じられ、高級感のある商品を表現しています。紙の質にもこだわっており、柔らかな質感のあるコットンのような紙を採用し、触り心地まで配慮。パッケージの側面には商品の特徴などを細かく記載し、どのような商品なのかをアピールしたうえで購買意欲を高めているのも魅力的です。「白い⁉ びっくり!」と記載することで、つい箱の中身を見たくなる気持ちをくすぐられるでしょう。もちろん箱の中には白いカステラがあり、中を見てビックリするはずです。

抹茶スイーツ専門店して展開する茶和々(さわわ)が出すバームクーヘン単品箱のパッケージデザイン。多くの人がお土産を求めて店舗に来店することを想定し、茶和々ブランドの可愛らしい和のイメージ打ち出したデザインに仕上がっています。
また、多くの商品が並ぶ店頭での伝わりやすさと幅広い世代から手に取ってもらいやすさを目指し、一目で抹茶のバームクーヘンだと分かる模様と色味を採用しています。
デザイン性だけでなく、陳列・購入シーンを想定した機能性にもこだわっているのが特徴。箱の上部左右の形状を斜めにカットし、棚から商品を取りやすいように工夫。また、積み重ねたときに箱のエッジ形状の美しさが際立つよう、側面デザインは黄緑1色・ブランドロゴのみとシンプルなパッケージに仕上げています。

洋風蒸し饅頭「富士の名月」は、和洋菓子やアイス、パンなど豊富なラインナップを展開するシャトレーゼの商品のなかでも長く愛されている人気商品の1つです。
富士の名月のパッケージリニューアルにあたり、株式会社ワールドプラットフォームサービスがデザインを担当。ロングセラー商品の富士の名月のパッケージにふさわしく、デザインモチーフは長く親しまれてきた日本のあそびに設定。商品名の富士山と月を幾何学模様に見立てたレイアウトに仕上がりました。
また、個包装のパッケージは富士の名月の3つのフレーバーを色合いで分かりやすく表現し、大人から子どもまで手に取りやすいように工夫されています。袋には、和紙のような質感の素材を採用。目にしたとき、手にしたときに優しさや柔らかさを感じられるパッケージに仕上げており、富士の名月のふわふわとしたスポンジを連想させます。

このパッケージデザインは、中国の大手クッキーメーカーがアメリカ市場向けに開発したフルーツクッキー「FRUFUL!」のために作られました。デザインは、ポップで明るい色使いが特徴的で、消費者の気分を上げる「KAWAII」なビジュアルが強調されています。
パッケージ全体には、クランベリーを模した幾何学模様とリアルな果実の写真がリズミカルに配置されており、視覚的な楽しさと商品そのものの美味しさが伝わるようにデザインされています。これにより、消費者は手に取るだけで、甘酸っぱいフルーツのシズル感を感じることができます。
また、パッケージの配色には、アメリカ市場での陳列スペースを考慮し、遠くからでも目を引く強いカラーが採用されています。パッケージの中央には、クッキーの断面が美しく描かれており、商品の質感や食感を視覚的に伝える役割を果たしてくれるでしょう。

バウムクーヘンなどのお菓子ブランドとして有名な治一郎が販売しているバターサンドのパッケージデザイン事例です。治一郎というブランドイメージを残しつつ、パッケージの見た目にも楽しんでもらえるようなオリジナリティ溢れたデザインで展開しています。スカンジナビアテイストと和テイストを組み合わせたデザインになっており、バターサンドを抽象的に表現。このお菓子は一つ一つを丁寧にハンドメイドし、数量限定で販売されているお菓子です。豊かなコクが感じられるオリジナルのラム酒が香るレーズンとマロンの2種類のアソートになっています。色鮮やかなカラーリングでありながら、落ち着いた雰囲気も感じさせるでしょう。治一郎ブランドにピッタリなデザインと言えます。特別な方への贈り物としてもピッタリなオシャレなパッケージです。

春日井製菓株式会社から販売されている人気のキャンディ「キシリクリスタル」より新たに販売された「晴れやかソーダアソート」「恋するヨーグルトアソート」「内緒のメロンチーズ」のパッケージデザイン事例です。甘さやひんやりさが最後まで楽しめるという特徴を持ち、日々の暮らしの中で爽快感を与えてくれそうな商品です。
そんなキャンディだからこそ、美味しさや商品の魅力をダイレクトに訴求できるデザインに仕上げています。味を伝えるシズル感やメタリックな処理が行われたクリスタルパターンもデザインしており、キシリクリスタルならではの爽快感や彩りを表現。
基本のデザインは統一し、同じシリーズ感を表現しつつ、テイストの違いがハッキリと分かるようにメインカラーをそれぞれで変えています。裏面にはどんな商品なのかを細かく表記し、消費者が具体的に商品の魅力が分かるように工夫されています。

大正村 浪漫亭が手掛ける「光秀マドレーヌ」のパッケージ事例です。ほかにも光秀をモチーフにした商品はあり、それらとは違った魅力を演出するためにプレミアム感が伝わるようなデザインになっています。ボックスの全体を漆黒にし、ボックス自体は非常にシンプルに。光秀という武将の渋さをプラスするためにエンジ色を採用した帯をプラスしています。光秀の家紋と商品名などを金色で描くことで、ボックスの黒に映えるカラーリングです。マドレーヌという洋菓子でありながら、全く洋のイメージを与えないパッケージは斬新さもあるでしょう。マドレーヌ一つ一つが個包装になっており、その包装にもボックスに付いた帯と同じようなデザインをつけています。そのため箱から出した後も、「光秀マドレーヌ」をアピールできる工夫が施されているでしょう。

通販サイトである「九州お取り寄せ本舗」から販売されている商品のパッケージ事例です。通販サイトの商品だからこそ、多くのライバル商品より目立つパッケージデザインが求められます。バスクチーズケーキをギフトとして選ばれるよう付加価値のある商品としてのデザインを追求。限定のギフトボックスを制作しており、開封したあとも小物入れとして活用できるようにデザインされています。またゴールド箔でメッセージがオシャレに印字されており、どこかラグジュアリーさも兼ね備えたボックスになっているでしょう。全体はブラウン系でまとめられており、側面には葉を散りばめたデザインを採用し、特別な雰囲気もプラス。通販サイトではカラフルや派手なカラーのパッケージデザインが多いため、あえてシンプルなデザインは他の製品との差別化も図れるでしょう。

京菓子の老舗・株式会社髙野屋貞広の四季もなかに使用される単品箱のパッケージデザイン。
単品箱のリニューアルとして依頼され、髙野屋貞広のこだわりである熟練の京菓子職人による伝統技術と、自然の持つ四季折々の美しさを映す京菓子の魅力を上品に伝えるパッケージに仕上げています。また、もなかの名前の由来は平安時代の歌人が詠んだ句にちなんで誕生したと言われており、商品名の筆書きの文字と落款は昔ながらのもなかの伝統と和を大切にイメージしたものです。
パッケージに使われている優しい色合いの4色は、四季の彩りを表現しています。また、箱は組み立てた際の全体のまとまりを意識し、天面と側面のデザインの柄がつながって一つのモチーフとなるように設計。シンプルでありながら、まとまりのあるデザインに仕上がりました。

株式会社シャトレーゼが展開している「YATSUDOKI(ヤツドキ)」というブランドから発売される本格ミルクジェラートのパッケージデザインの事例です。生産者の丁寧な仕事ぶりにより作り出される、濃厚な味わいを持つミルクジェラート。その濃厚さと丁寧さを手書きのイラストやデザインに用いている模様によって表現したパッケージデザインとなっています。
また、YATUDOKI(ヤツドキ)を八ヶ岳ブランドとして広く認識してもらう狙いも考えられ、パッケージ中央に「8」の文字が収まるようにレイアウトされています。
八ヶ岳の麓に広がる高原の村と長野県南牧村から届くしぼりたて牛乳。八ヶ岳で取れたはちみつを使用した八ヶ岳の自然を贅沢に味わえるそんな商品の特徴を表現したデザインになっています。

神戸市で焼き菓子やコーヒーギフトなどの販売を行っている昭栄株式会社の「塩レモンクッキー」の粗品箱のパッケージデザインの事例です。カジュアルで親しみやすい印象を与えつつも、塩レモンの爽やかな風味を表現。黄色と水色を基調とした夏らしいデザインとなっています。またサプライズのある変形トムソン箱になっているところもこちらのパッケージのユニークなところです。
パッケージがブック型になっており、開くと名刺をセットできるようなギミックが作られています。また名刺を取った際に「THANK YOU」という文字が現れる仕掛けになっており、サプライズ性を演出。パッケージのデザインだけでなく、ギミックという観点からもコミュニケーションのきっかけになるような仕上がりになっています。

可愛らしさとモダンさを利かせたこちらにおパッケージのデザインは、株式会社いづみあられ本舗のデザインとなっています。手焼きの伝統製法にこだわり、丹精こめて製造した商品をで個包装仕上げ。和紙ラミネートフィルムを採用して、岸和田城や水茄子の花など、泉州の風物をイラストを用いることでかわいらしいデザインのとなっています。
また、いづみあられ本舗の8種のおかきを、トレーで保護し、個包装フィルムの材質には、和紙レーヨンラミネートフィルムが使われています。細かな文字やイラストの再現性をたかめつつ、手触りや高級感といったデザイン面など、両方を考慮されたパッケージデザインとなっています。

QBBの熟練チーズプロフェッショナルが提供している神戸を代表するチーズスイーツブランドのパッケージ事例です。ex’f romage KOBE から販売されており、季節の新フレーバーである「神戸カベルネレアチーズケーキ」。神戸カベルネソービニョンとはブドウの品種のひとつなので、ブドウということが消費者に伝わりやすいようパープルをメインカラーとして採用しています。どこか高級な雰囲気を醸し出せるようにパープルの中にピンクをプラスし、ゴールドで商品名などを記載。またパッケージにはブドウの絵柄を載せることで、どんなテイストのチーズケーキなのか興味を引きやすくなっているでしょう。箱の中を開けると、ピンク色の蓋のチーズケーキが収まっています。まるで宝箱のような雰囲気もあり、特別なお菓子だと思わせてくれるでしょう。

大正村 浪漫亭が提供している商品のパッケージ事例です。パンダの顔のデザインをモチーフにした、なんともキュートなパッケージなので小さな子供から大人まで幅広い方に親しまれること間違いなし。ごまをふんだんに使った健康的なプリンなので、ごまの色を活かすために、あえて透明のシールを採用しているのも特徴的です。パンダの黒の部分はごまプリンの色が透けるようにデザインされています。その色味からも、ごまがたっぷり使われていると消費者にアピールできるでしょう。「黒ごま3000粒の栄養たっプリン」とハッキリ数値を出すことで、プリンへの罪悪感も薄れるはず。フォントにもこだわった可愛いダジャレも印象的なフレーズなので、その面白さから手軽なお土産として購入する方も多いでしょう。

菓子の製造・販売を行っている株式会社大阪前田製菓のタマゴボーロのパッケージデザイン。
大阪前田製菓のタマゴボーロは大粒で食べ応えがあるのが特徴で、パッケージの透明部分からもコロコロとした大粒のタマゴボーロの様子が伺えます。また、お子さんに安心してあげられるように、「北海道産ばれいしょでん粉」「ルティン卵」「カルシウム109mg配合」とパッケージに原材料や成分を打ち出しているのも特徴です。
パッケージに使用しているフォントは、子どもの頃に食べたタマゴボーロの懐かしい味を連想してもらえるように昭和レトロなイメージのものを採用しています。また、目でも楽しめるようにタマゴのイラストに顔やヒビをあしらった遊び心もプラス。親子のように見える大小のタマゴには、大人と子どもが一緒に食べてほしいという想いが込められています。

このパッケージデザインは、「ブランと5つの素材クッキー」の素朴で健康的なイメージを伝えるために、シンプルかつ丁寧に構成されています。背景には、落ち着いたピンク色が採用され、女性ターゲットを意識した優しい雰囲気を演出。また、この背景には、素材感を感じさせるテクスチャが施されており、自然な温かみを持つデザインとなっています。
パッケージに描かれた水彩イラストは、クッキーに使用されているアーモンド、クランベリー、キヌア、玄米、大豆パフなどの素材をやわらかく表現し、シンプルながらも華やかさを加えています。これにより、商品の健康志向を強調しつつ、視覚的にも楽しめるデザインが完成。パッケージ中央には、クッキーの実物の写真が配置され、その「サクサク食感」が視覚的に伝わるよう工夫されています。
過度な装飾を抑えたシンプルなデザインでありながら、素材の良さと商品へのこだわりをしっかりと伝えることができる仕上がりとなっています。温かみと素朴さを兼ね備えたこのデザインは、消費者に安心感を与え、手に取る楽しさを作り出しています。

シャトレーゼグループの老舗和菓子店 株式会社亀屋万年堂から発売されていり「ナボナ」。こちらの商品のさらなるおいしさを求めて作られたのが、「瀬戸内ナボナ 檸檬とバター」という商品です。
夏限定のこちらの商品は全体的なカラーに黄色が採用され、レモンをイメージしやすいと同時に、夏にしか出会えあいフレーバーである印象をつけさせる色味になっています。また、レモンのイラストを商品名のすぐ下に配置することで、文字を見ずともパッと目にしただけで、どんな商品なのか伝わるようになっています。夏らしさ特別感を小さなパッケージでひとつで表現・演出するようなそんなパッケージデザインに仕上がった事例です。

京菓子の老舗である株式会社髙野屋貞広から発売される、の秋冬季節菓子「琥珀マーブル」のパッケージデザインの事例です。色鮮やかな半生菓子を独自に展開している髙野屋貞広の商品のひとつである、こちらの商品はなかでもより色鮮やかな商品。見た人を楽しませるそんなお菓子を、パッケージの段階から楽しみを味わえるように、世界観を作れるようにとデザインされています。
オレンジピールとメロンピューレを使ったマーブル柄の琥珀糖に、濃厚なホワイトチョコレートを三角形にコーティングされている「琥珀マーブル」。京菓子の「和」のイメージと、「洋」が組み合わせたイメージを包装紙へと落とし込んでいます。また、琥珀糖のキラキラと光を集めるイメージを宝石の角度によって面がキラキラ光るイメージへ見立て、四角形のパターン内に表現。商品の透明感と可愛らしさを宝石だと錯覚するように感じられるパッケージデザインに仕上がっています。

このパッケージデザインは、「お菓子の紋蔵庵」様が川越に新しくオープンする店舗に向けた主力商品「つばさかりん」の4個入り用のデザインです。川越の伝統的な街並みと観光客層を意識し、レトロでありながらも現代の感覚にマッチするように仕上げられています。
パッケージには、伝統的な和柄をモチーフにしたピンクと白の市松模様が採用され、若い世代にも「かわいい」と感じてもらえる要素がふんだんに盛り込まれています。この市松模様は、川越の歴史的な雰囲気を持ちながらも、モダンなテイストを取り入れることで、幅広い年代のお客様にアピールしています。
箱の外装には、見た目のアクセントとして赤と黒を基調にしたパターンが配置され、積み重ねた際にも美しいディスプレイ効果を発揮。懐かしさと新しさが融合したこのデザインは、川越の伝統を感じさせると同時に、現代的な魅力を兼ね備えたお土産として、観光客に広く愛されることでしょう。

このパッケージデザインは、「にじいろのアメ」のリニューアル版として、「心が晴れる瞬間」をテーマに作られました。イラストレーターさんが手掛けた絵画タッチのイラストが特徴で、大人かわいい雰囲気を醸し出しています。
パッケージには、朝、昼、夕方という一日の異なる時間帯に現れる虹のシーンが描かれており、見る人の心を明るくする世界観を表現。柔らかな色合いと繊細な筆致が、アメを手に取った瞬間からまるで心が晴れるような、温かく穏やかな気持ちを呼び起こします。
また、パッケージの柔らかなカラーリングと優しいタッチは、あらゆる年代の人々に受け入れられるデザインとなっており、心に残る商品体験を提供します。このデザインは、ブランドサイトやムービーと連動し、一貫した世界観を通じて「心が晴れる瞬間」を消費者に届けることを目指しています。