ここでは、東京都港区六本木にある、バウ広告事務所の特徴やデザイン事例、会社概要をご紹介いたします。
BAUはデザインを依頼されたからデザインを作るという単純なデザインワークだけを提供する会社ではありません。デザインの目的は、商品をより多くの人に認知させるのと同時に、魅力を感じてもらうことです。そのために、BAUはさまざまな手段で形にし、提案しています。パッケージデザインをはじめ、リサーチ、コンセプト開発、ネーミング、ロゴデザイン、プロモーションツール開発から、店舗デザイン、撮影のキャスティング、コーディネート、ディレクションまでその領域は幅広いです。
クライアントが「このようなデザインにしてほしい」という依頼を「はいはい」とただ聞くのではなく議論を重視します。一緒に検討しながら、何が本当の課題か見出すのです。コンセプトを考える際も、方法論などに縛られるのではなく、ニュートラルな視点からスタッフ全員で意見を出し合い導き出します。コンセプトを見つけ、そこから、アウトプットのためにスタッフが議論し、アイディアを形にします。
BAUでは特にコンセプトを重視しているのが特徴です。ユニーク、斬新、さまざまなアイディアが出てもコンセプトがないと奥行がなく、一過性で終わってしまうと考えるからです。
カップスープのパッケージデザインです。スプーンからこぼれ落ちるスープのとろみが食欲をそそります。また、スープですくったスープに目が行くと思いますが、そこに具なども入っています。
このような細かい演出が、わかりやすさを作っているのです。どんな商品なのか画像で分かりやすく、直感的にどんな味がするか、イメージしやすくしているのです。料理の名称も大きな文字で分かりやすく表示しています。
どんな食材を使用しているか、絵で表示しているのもポイントでしょう。はじめて見た人でも、全体的にどんな商品なのか、味や食材が分かりやすいです。濃いカラーリングで、ちょっと高級なレストランなどで出てくるようなスープの雰囲気が出ています。
うどんつゆ、冷汁と肉汁のデザインです。うどんの素朴な味わいがにじみ出ている絶妙な抑えが効いたデザインでしょう。カラーリングも派手ではないため、見たとき、ちょっとホっとするような温かみが感じられます。
冷汁と肉汁のロゴも同じではなく、使い分けができているのもポイントでしょう。冷や汁という文字のほうは、漢字のハネ具合で、味のシャープ感、さっぱり感が出ています。
逆に肉汁のほうは全体的にどっしりとして丸く、肉という感じが出ているのです。どんな味なのかさりげなく説明しており、初めて手に取る人でもイメージしやすいので分かりやすくなっています。
ガーナポップコーンのパッケージデザインです。全体的にポップなイメージで
パーティのような明るさがにじみ出ています。赤色と金色、ポップコーンにガーナがかかっちゃったという吹き出しの文字が明るさを作り出しているのです。
同時に吹き出しでどんな商品なのか分かりやすく伝えられているのも秀逸でしょう。画像でもポップコーンとチョコレート部分をそれぞれさりげなく見せています。消費者はどんな商品かすぐに分かるでしょう。
![]() 引用元:有限会社バウ広告事務所公式HP <https://bau-ad.co.jp/> |
会社名 | 有限会社バウ広告事務所 |
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設立 | 1974年 | |
所在地 | 東京都港区六本木3-16-35イースト六本木ビル4F | |
加盟団体 | 日本広告制作協会/日本グラフィックデザイナー協会/日本パッケージデザイン協会 |