ここでは、東京・恵比寿のデザイン会社、ヘルメスについて、特徴や得意分野の傾向、デザイン事例、会社概要などをご紹介していきたいと思います。

ヘルメスは1991年設立、四半世紀を迎えるデザイン会社になります。パッケージデザインはもちろんのこと、グラフィックやweb、店舗などの空間デザイン、そして製品そのものの企画立案までをカバーする総合デザイン会社になります。
また、同社は広告代理店を間に挟まず、クライアント企業との直接取引を基本とする方針。25年の社歴のなかで、こうした永続的な信頼関係を築きあげてきたことが、一番の誇りであるとのこと。なかなかに、確固たる信念を持っていると見受けられます。

ヘルメスのホームページには、これまで手がけてきたパッケージデザインの事例が多数紹介されていますが、圧倒的に菓子・スイーツ類、食品類の事例が多いことに気づかされます。しかも、それらのクライアントは、競合ライバル同士であることに驚かされます。通常であれば、同じ業種の競合他社の案件を手掛けるデザイン会社への依頼というのは、クライアントサイドの方で回避するのが普通。ところが同社は、アイスクリームのハーゲンダッツジャパンと、プリンやゼリー類の協同乳業、スナック菓子のカルビー、菓子パンの第一製パンなどがリストに連なっています。厳密に言えば直接競合してはいませんが、大きな括りでは同業者同士。それにも関わらず、同社への依頼を行なっているということは、同社の力量への評価や信頼の高さをうかがわせます。

もうひとつ、食べ物系に次いで事例が多いのは、化粧品系や日用品・トイレタリー系。ただし、こちらは食品系のように知名度の高い大手ではなく、新進気鋭のメーカーが多いのが特色。大手製薬会社や化粧品会社とは違うコンセプトで開発されたサプリメントやトイレタリー、メイク関連商品などを、独自のアプローチで差別化しようとしていると見受けられます。こうした点もまた、同社ならではの信頼性の高さの上に成り立っているのでしょう。
引用元:株式会社エルメス公式HP株式会社Mizkanの新しいそうめんつゆ「SOUPでそうめん(地鶏だし塩、柚子だし)」におけるパッケージデザイン事例です。さっぱりとしながらもスープまで美味しく味わえる満足感を表現しています。
パッケージでは、そうめんと汁次がアイコニックに映えるビジュアルを採用。洗練された和モダンな世界観でまとめることで、店頭でもパッと目を惹く存在感のあるデザインへと仕上げています。
引用元:株式会社エルメス公式HP森永製菓の「カレ・ド・ショコラ」におけるパッケージリニューアル事例です。「ご褒美カレドで、優雅なひととき」をコンセプトに掲げ、大人のための上質なひと休憩をもたらす存在へと再定義しました。
ブランドの原点である「正方形=カレ・ド・ショコラ」の認知を高めるため、金の正方形の中にロゴを収め、文字色も金箔へと刷新。フレーバー名には極太のセリフ体を採用し、情報を縦一列に整理することで余白の美しさと現代的な洗練さを追求しています。チョコ表面の3本ラインをパッケージにも反映し、プロダクトとの一体感を高めたラグジュアリーな装丁です。
引用元:株式会社エルメス公式HP株式会社poolのコスメブランド「minum」における、オリジナルチャーム付き「ぷにゅグリップライナー」のパッケージデザイン事例です。
ハート型の透明窓からチャームを見せる装丁により、ビジュアルの可愛らしさで思わず手に取りたくなるデザインを目指しました。手ブレを抑える製品特長「ぷにゅグリップ」を力強くアピールするため、キャッチコピーのフォントをぷっくり膨らんだ質感で表現。リボンやキラキラモチーフを散りばめ、手に取った瞬間にときめきを感じられる世界観を構築しています。
引用元:株式会社ヘルメス公式HP <http://hermesinc.co.jp/> |
会社名 | 株式会社ヘルメス |
|---|---|---|
| 設立 | 1991年 | |
| 所在地 | 東京都渋谷区恵比寿南3-1-24 | |
| 加盟団体 | 日本グラフィックデザイナー協会/日本パッケージデザイン協会 |