ここでは、東京・渋谷のデザイン会社、T3デザインについて、特徴や得意分野の傾向、デザイン事例、会社概要などをご紹介していきたいと思います。
まず、T3デザインの組織面での大きな特徴と言えるのが、同社はエコバックやヘルスケア用品、雑貨類などを手掛けるトランザクショングループ傘下のデザイン会社である点。同社が独立したデザイン会社として設立されたのは2005年ですが、それ以前からグループ内でのデザイン案件を幅広く対応しており、現在でもその一翼を担っているとのこと。
ただし会社としては独立しており、外部クライアントからの依頼も対応。グラフィック、web、そしてプロダクト・パッケージの3分野が守備範囲とのこと。パッケージデザインにおいては、企画立案やブランディング戦略、デザイン案提案、そして生産加工、物流・納品までを一環して行える体制を整えているとしています。
T3では、プロダクトデザインの実績が多いのが現状。このあたりは、さすが親会社が雑貨などを手掛ける業者であり、そこでの経験やノウハウが発揮されているのでしょう。
パッケージデザインにおいては、まず、化粧品や日用品・トイレタリーの案件が目につきます。例えば、フィッツコーポレーションの男性向けフレグランス(香水)では、人気ゲーム「龍が如く 0」とのコラボで、登場人物をモチーフにしたボトルと外箱を制作。石澤研究所のハンドクリームでは、天然由来成分のカモミールをモチーフにしたブランドマークをチューブパッケージにデザイン。併せて店頭展示用のPOPと展示用の厚紙製の簡易什器もデザイン。リンレイの床用クリーナーとワックスは、前者が青、後者が黄色とすることで、統一感の中で種類の区別を行なっています。
食品の分野では、有効成分を多く含む植物由来の健康食品として話題になりつつある「スーパーフード」の案件も対応。三井食品の飲料タイプのチアシードでは、ラベルで「くびれ」を表現し、期待されるダイエット効果を暗示。生活の木の固形・パウダータイプでは、木のスプーンに回転している印を組み合わせることで、「混ぜて食べる」ことを知らしめる共通アイコンとして機能させています。
引用元:株式会社 T3デザイン公式HP <http://www.t3design.co.jp/> |
会社名 | 株式会社 T3デザイン |
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設立 | 2005年 | |
所在地 | 東京都渋谷区渋谷3-28-13 渋谷新南口ビル8F |
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加盟団体 | 不明/記載なし |