ブランディング戦略におけるパッケージデザインとは? パッケージデザイン総合解説

ロフト

LOFTinc(株式会社ロフト)は東京都港区北青山に拠点としたパッケージデザイン会社です。LOFTincのパッケージデザインの考え方や特徴、デザイン事例や会社事例をご紹介します。

食品・飲料・日用品が得意なデザイン会社、LOFT inc の強みとは?

LOFTincが得意としているパッケージデザインは、食品・飲料・日用品です。デザインパッケージ産み出そうとするとき、基本となる考え方が「Product Hero」というもの。パッケージデザインは大きな刺激を人に与えるものではありません。ただ、生活をしているとき少し素敵なデザインのパッケージに出会うと、人は笑顔になります。愛する人に素敵なパッケージに包まれたプレゼントを渡されると、ドキドキ感とワクワク感が弾けるはずです。LOFT.incがパッケージデザインを産み出す目的は、まさしくパッケージデザインとは何かという考えに沿ったもので、「誰かが喜ぶ顔を見たい」というもの。そのためにはデザイナーだけが孤軍奮闘するだけではいけないと考えています。クリエイターデザイナーは直接打ち合わせをし、クライアントがどんなデザインを求めているか理解し合うのです。その上で、ネットを含めた店舗までの流通経路に対し、商品やブランドを最適化することを目指しています。そのためには、クリエイターはクライアントの求めるもの、考えるもの以上に「商品が売れるために何をすればよいか」に対する必要な提案を実施。グループ会社と共に、商品の周辺ツールやコミュニケーションの企画制作、外部ブレーンと協業し、商品プロモーションを取り組んでいます。

ロフトのパッケージデザイン事例

イラストとカラーと言葉による情報量のバランスが絶妙

ロフトのデザイン例01引用元:株式会社ロフト
<https://www.loft-inc.co.jp/?lightbox=dataItem-jzmfyuyc>

ヤマザキの食パンゴールドシリーズのデザインは、ひと目でどんな食パンかすぐに分かるものばかりです。例えばレーズンパンは、濃い紫色をしたレーズンがしっかりと描かれています。また、レーズンと大きくカタカナで書かれているため、見た人はすぐに「どんな食パンなのか」すぐ認識できるでしょう。文字色もレーズンと同じ色です。レーズン以外にも、くるみや、チーズを使用した食パンのデザインも同じ。ただ、その文字が描かれた帯のカラーはゴールドとなっています。ゴールドは高級感のあるカラーですから、それが通常の食パンとは異なるということが分かります。また、パンに何が加えられているか情報だけではなく、透明なパッケージから中身を見ることができるのです。全体的に分かりやすいパッケージといえるでしょう。

おめでたい食材をアピールするカラーリング

ロフトのデザイン例02引用元:株式会社ロフト
<https://www.loft-inc.co.jp/?lightbox=dataItem-jzmfyuyd1>

紀文のかまぼこは、紅白2つのデザイン。かまぼこはおせち料理に欠かせない食材です。半円形が元旦の日の出に似ているとされ、おめでたい食材として食べられきました。紀文のかまぼこは、はっきりと紅白という点が目を引きます。水引のイラストが描かれており、お祝い事にぴったりであることが分かるでしょう。

文字情報では、国産の甘鯛、国産のすり身という、国産を強調している点も見逃せません。国産にこだわる人や、祝い事だから国産のかまぼこを贈るという消費者の意識と視線を留められます。

商品をシンプルに解説する必要最低限の言葉とカラーリング

ロフトのデザイン例03引用元:株式会社ロフト
<https://www.loft-inc.co.jp/?lightbox=dataItem-jzmfyuyi1>

SMARTVIEWは、自動車のガラスとウィンドウケアができるカーケア用品です。塗ることで雨を弾くことができて、視界を良好にできます。デザインにもその点をアピールしている部分がたくさんあり、分かりやすいのが特徴。全体的に水色を中心としたカラーの中に、白と銀や金色の文字が見受けられます。大きく刻まれた白いNO1の文字と一方の銀色の6倍持続という文字により、効果が違う商品であることがすぐ分かります。また必要最低限の文字情報により、どんな特徴があるか消費者に訴えているのです。油膜や雪、霜という金色の文字も水色の中に映えて目立ちます。文字情報と色情報により分かりやすく、どんな商品なのか消費者に訴求しているデザインといえるでしょう。

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一目で味がイメージできるデザイン

ヤマザキの薄皮シリーズは、中身が見えるクリアパッケージを活かしながら、味の違いがすぐ分かるように設計されています。商品名はパンと重なっても読めるように配置され、右側にはたまごサラダやツナマヨ、てりやきチキンなど中身を想起させる写真が添えられています。

味ごとに「薄皮」の文字色が変わる点も分かりやすく、シリーズ商品として並んだときの選びやすさにつながっています。透明パッケージで個数が見えることも含め、購入前の不安を減らす工夫が詰まったデザインです。

※参照元:LOFT公式<https://www.loft-inc.co.jp/works>

春を感じさせる限定パッケージ

ヤマザキの「春だよりカステラ」は、桜&ミルク風味、抹茶&あずき風味という季節感のある味を、パッケージの色とイラストで表現しています。クリア部分から中身が見えるため、菓子のやわらかな質感も伝わりやすい構成です。

桜&ミルク風味は花びらのモチーフで華やかさを出し、抹茶&あずき風味は新緑を思わせる色使いで爽やかな印象にまとめられています。限定商品らしく、売場で春の気分を感じさせるデザインです。

※参照元:LOFT公式<https://www.loft-inc.co.jp/works>

濃厚さが伝わるパッケージデザイン

クノールのサクサクdeコパンは、濃厚なスープ感を前面に出すため、パッケージ全体にスープの写真を大きく使っています。スプーンですくい上げたビジュアルにより、とろみや温かさが視覚的に伝わるのが特徴です。

コーンポタージュ、さつまいも、カボチャなど、味ごとにカップやフチの色が変わるため、シリーズの中でも違いを見分けやすくなっています。パンの形もしっかり見せることで、サクサク食感への期待感も高めています。

※参照元:LOFT公式<https://www.loft-inc.co.jp/works>

食感が視覚から伝わるデザイン

フジッコのカスピ海ヨーグルト飲料「リッチモ」は、商品の特徴であるもっちり感とリッチなミルク感を、スプーンですくったヨーグルトの形で表現しています。口栓付きの大容量パウチという形状も、日常的に使いやすい商品であることを伝えています。

牛のイラストがヨーグルトの上を舞うように配置されており、乳製品らしいやさしさと楽しさが感じられます。ロゴにも丸みがあり、パッケージ全体から質感を想像しやすいデザインです。

※参照元:LOFT公式<https://www.loft-inc.co.jp/works>

シンプルだからこそ高級感が伝わるデザイン

かっぱえびせんの期間限定「白えび」は、白を基調にしたパッケージにゴールドの縁取りを加えることで、限定品らしい上質感を出しています。白えびの写真を下部に配置し、素材の繊細さが伝わるようにまとめられています。

商品そのものも淡い色合いのため、あえて白い背景に置くことで、控えめながらも特別感のある見え方になっています。かっぱえびせんのロゴにある赤もアクセントとなり、定番ブランドの安心感と期間限定の新鮮さを両立しています。

※参照元:LOFT公式<https://www.loft-inc.co.jp/works>

素材感をストレートに見せる大豆たんぱくのパッケージ

大豆たんぱくのパッケージ
引用元:株式会社ロフト 公式HP
<https://www.loft-inc.co.jp/works>

紀文食品の大豆たんぱく商品は、素材そのものの印象を前に出したパッケージです。調理後のイメージを添えることで、売場で手に取った人が「どのように使える商品なのか」を短時間で理解しやすくなっています。

既存掲載のかまぼこ事例が祝い事の華やかさを表現しているのに対し、こちらは毎日の食卓に取り入れやすい機能性を見せる方向。余計な装飾を抑え、商品名と写真の見え方で用途を伝えている点が特徴です。

冷凍食品らしい賑わいを出したオレアイダのパッケージ

オレアイダのパッケージ
引用元:株式会社ロフト 公式HP
<https://www.loft-inc.co.jp/works>

オレアイダのパッケージは、冷凍食品でありながら出来上がりの楽しさが伝わるよう、調理後の写真を大きく扱っています。皿に盛られた状態を見せることで、購入後の食卓やお弁当での使い道まで想像しやすい構成です。

色使いもにぎやかで、売場の冷凍ケースの中でも目に留まりやすい印象があります。ブランドらしい親しみやすさを保ちながら、味や食感の期待感をビジュアルで補っているパッケージです。

味の濃さを想起させる調味料系パッケージ

味の素商品のパッケージ
引用元:株式会社ロフト 公式HP
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味の素商品のパッケージでは、商品名の視認性を高めながら、背景色や料理写真で味の方向性を補っています。文字情報だけに頼らず、色と写真を組み合わせて「濃さ」や「食欲感」を伝えているのがポイントです。

食品売場では、立ち止まって説明を読む時間は長くありません。そのため、商品名・味のイメージ・使う場面が一目で伝わるように整理されており、パッケージが小さな広告として機能しています。

鍋の食欲感を伝えるミツカン商品のパッケージ

ミツカン商品のパッケージ
引用元:株式会社ロフト 公式HP
<https://www.loft-inc.co.jp/works>

ミツカン商品のパッケージは、鍋料理の湯気や具材の存在感が伝わるよう、食卓での完成イメージを前面に出しています。購入する人にとっては、味そのものだけでなく「家でどんな料理になるか」が判断材料になるため、その点を写真で補っている構成です。

既存のパンやスープの事例とは違い、調味・鍋関連の商品では家族で囲むシーンや温かさの演出が重要になります。パッケージ全体から季節感と食欲感が伝わるようにまとめられています。

手軽さと具材感を両立したみそ汁商品のパッケージ

みそ汁商品のパッケージ
引用元:株式会社ロフト 公式HP
<https://www.loft-inc.co.jp/works>

みそ汁商品のパッケージは、手軽さだけでなく、食卓に出したときの満足感が伝わるように作られています。具材の見え方や温かさを感じさせる色使いによって、インスタント商品にありがちな簡素な印象をやわらげています。

日常的に使う商品だからこそ、分かりやすさと安心感のバランスが大切です。商品名、写真、色面の役割を整理し、短い接触時間でも「今日使えそう」と思わせる見せ方になっています。

会社概要

株式会社ロフトのHPキャプチャ
引用元:株式会社ロフト公式HP
<https://www.loft-inc.co.jp/>
会社名 株式会社ロフト
設立 記載なし
所在地 東京都港区北青山2-9-16 AAビル3F
加盟団体 日本パッケージデザイン協会
ブランディング戦略におけるパッケージデザインとは? パッケージデザイン総合解説
[特集]老舗企業を輝かせるリブランディング