ここでは、東京・中央区銀座のデザイン会社、ブランドクリエイトについて、特徴や得意分野の傾向、デザイン事例、会社概要などをご紹介します。
ブランドクリエイトは「戦略的クリエイティブ」というアプローチでブランドの価値を生み出し、高めてビジネスにおける「成長」に貢献するデザイン会社です。1990年に創業し、ブランディングを軸にクリエイティブを世に送り出してきました。その考え方は「表層的なブランディングに意味はない」というものです。「ブランドのビジョンを明確にする」「ビジョンに基づき戦略的なブランディングやコミュニケーションで望ましいブランドイメージを社会に伝える」「結果ブランド価値が高まりビジネスが成長する」これがブランディングの本質と考えています。
その考えをベースに「真に価値あるブランディングで豊かな社会と未来を創出する」ことを目指しているのです。ブランディングに特化し、ブランドマネジメントまで包括的に提供。国際規格ISO9001認証を取得して品質管理も重視しています。有名外資系ブランドコンサルティング会社の経験者や戦略的思考を持ったクリエイターたちが、ブランディングを通してクライアントの価値を高めています。
「ブルーシール」のロゴです。ブルーシールは1948年に創業した沖縄のアイスクリーム製造販売会社です。すでにロゴはありましたが、ブランドクリエイトの手で新しく生まれ変わりました。
以前のロゴもブルーとオレンジとホワイトで構成されています。すでにおなじみとなったカラーリングを引き継ぎつつ「アイスクリームをすくう仕草」を新しく採り入れたデザインなのです。「BLUE SEAL」という呼称を大きくして強調させているのも新しいアイディアといえるかもしれません。
「OKINAWAN ICE CREAM」という言葉は、わかりやすく「ご当地」という観点でも観光客は惹かれるでしょう。すでにあるイメージを壊して新しくするのではなく、引き継ぎつつ新しくすることで以前とは違う魅力が生まれるデザインの好例でしょう。
「キレートレモンサワー」のデザインです。すでにあったキリートレモンのイメージである「ナチュラル」「健康的」な部分を残しつつデザイン化されています。デザインの背景にはメタリックグリーンで中に白地、レモンのイラスト、文字が構成されています。
以前より面積が大きくなった白地と、その中にグリーンの十字を刻んだレモンを配置されているのがポイント。十字を刻んだレモンと商品名であるキレートレモンサワーがストレートに目へ飛び込んできます。ビタミンCやクエン酸の量などの情報をグリーンカラーで白地の中に書いて明確化しているのです。
文字を手書きにしている理由は女性をターゲットにしているからです。全体的にナチュラルなイメージが一層強くなりました。
「じっくりコトコト冷製缶スープ」をリニューアルしています。以前も「冷たいポタージュ」と記載されていました。ただ、少しわかりにくさがあるのは否めなかったでしょう。
また「シャキシャキコーン」の「冷たいポタージュ」と情報が詰め込まれていた状態です。背景の氷の表現やブルーの印象の強さで「中身が薄い」という間違ったイメージが伝わるリスクも問題点としてありました。
リニューアル後は「冷製」という文字を加えることで明確にカテゴリー分け。シャキシャキコーン粒入りという味言葉で、フレーバーや味感を表現しました。
氷のグラフィックも冷たさと共にさわやかさを全面に押し出すデザインに変更し、どんなスープか一層わかりやすいものにしています。
引用元:株式会社ブランドクリエイト公式HP <https://brandcreate.com/> |
会社名 | 株式会社ブランドクリエイト |
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設立 | 1992(創立1990)年 | |
所在地 | 東京都中央区銀座7-16-15 清月堂本店ビル4F | |
加盟団体 | 日本流行色協会/日本パッケージデザイン協会 |