ここでは東京都港区三田の株式会社デジーロの特徴や、得意分野、デザイン事例や会社概要などご紹介します。
株式会社デジーロは、30年の実績を誇るパッケージデザイン専門会社です。デジーロという言葉の意味は「欲望」。「おいしい」に出会えることを欲しているという意味があるのだそうです。
デジーロでは豊富な知識と経験により、企画から商品として店頭に並ぶまで思い描ける力があります。独自の強みは、商品にどんな価値があるかを見極めた上でのパッケージデザインです。飲料や食品など商品のおいしさは異なると考えています。
ある飲料の「おいしい」は鮮度かもしれません。ある製品は安心を与えるためで、ある食品に対して世の中が求めるのは、「気分」かもしれないといった考え方をしているのです。そのような商品それぞれのおいしいとはなにか、長い歴史で培った力を元に対象の商品の価値はなにかを考え抜き、本質を研ぎ澄ませ、デザインを行っています。
そのためにデジーロではどんなデザイン案件でも全員で挑む姿勢を持っています。さまざまな可能性を考えた上で、デザインを依頼した人が考える正解を超えるような提案を目指しているのです。スタッフ総出でひとつの素晴らしいデザインを世に送り出すため、協力し生み出しています。
明るさと共にかわいらしい離乳食のパンケーキパッケージデザインです。ターゲットを考え抜いた上で作られたことを感じさせます。離乳食ですから、9ヵ月の子どもから食べられることを考え、カラーリングは優しい色使いにしています。
最大の特徴はやはりパンケーキに描かれた顔でしょう。ほっこりしてしまうお茶目さです。親子で一緒に楽しく食べるときのことを自然とイメージしてしまうようなデザインとなっています。
朝食にもぴったりとパンケーキにいわせているのもポイント。同時に、水だけで作れる、お米の力や食べごたえという商品の特徴をさりげなく入れています。作るのが簡単なのは、育児に終われるパパとママにとっては非常に嬉しい要素でしょう。
コーンポタージュとトマトポタージュのパッケージデザインです。ポタージュのとろみがわかりやすく表現されています。すくっているスプーンが異なるのもポイント。コーンポタージュはぬくもりのある木のスプーンです。一方、トマトポタージュはステンレスのスプーン。細部まで見る人にどんなイメージを与えるかきちんと考えられています。
上部デザインもポイントです。鍋をモチーフにしたブランドロゴの背景にコーンとトマトが敷き詰められ、素材とどんな味なのかがひと目で分かります。かなり大きな範囲に描かれていますが、デザインが邪魔されることはありません。
牛乳一本分のカルシウムやトマト3個分のリコピンなど、栄養についても表示し、健康を気にする方の興味をそそるさりげないデザインです。
蒸しプリンのパッケージデザインです。それぞれのプリンの食感をスプーンですくった瞬間を切り取って表現しています。とろけるカスタードプリンは、とろけるという言葉を表すように、焦げ茶色のカラメルがとろりと垂れそうになっているのがポイントです。
ショコラプリンはレッドカラーを使い、ショコラのイメージを際立たせています。金色のスプーンに乗っているプリンは、口の中に入れたときのなめらかな食感がイメージしやすくなっているでしょう。
濃密宇治茶抹茶プリンは、抹茶カラーと木のスプーンに乗せたプリンが和の落ち着きを生み出しています。食感もイメージしやすいですし、陶器の茶碗に入ったお茶で味をわかりやすく表現しているのです。全体的に高級感あふれるカラーリングを採用している点も商品のイメージを伝える要素となっています。
![]() 引用元:株式会社デジーロ公式HP <https://www.deziro.co.jp/> |
会社名 | 株式会社デジーロ |
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設立 | 1990年 | |
所在地 | 東京都港区三田2-7-7 芳和三田綱坂ビル6F |
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加盟団体 | 日本パッケージ協会 |