ここでは、福島に本社を置き、東京にも拠点があるデザイン会社ヘルベチカデザインついて、特徴や得意分野の傾向、デザイン事例、会社概要などをご紹介します。
ヘルベチカデザインは「伝えるべき本質」とはなにか見極めて、デザインをはじめるといったように、こだわりをもったデザイン会社です。デザインを求める人の理由はさまざま。「商品の見栄え」「他社商品との差別化」「商品に込められた想いを表現」などそれぞれに目的があります。中には言葉ではなかなか表現できない要望を持っている方もいるでしょう。「このようなデザインにしてほしい」と自分の中ではイメージできていても、実際にデザインとして生まれたものを見ると「なにか違う」と感じる場合もあります。人それぞれの頭の中に理想とするデザインはありますが、それを色や形にするのはむずかしいもの。しかしデザイナーはそのむずかしい作業を実現しています。ヘルベチカデザインは、依頼する人とコミュニケーションを通じて「伝えるべき本質」を見極めてデザインしているのです。依頼者の話の中には「求めるデザインのヒント」が隠されているもの。そこから依頼者が求めるデザインを作るにはデザイナーの「クリエイティブなアイディア」が不可欠です。本質を見極めた上で商品を「より良くする」「よいものをより良く消費者に伝える」そんな想いを持って、デザインを生み出しています。
引用元:ヘルベチカデザイン大野農園で栽培したりんごを自社工場で加工したチョコレートのパッケージデザイン。3種類のパッケージデザインは、それぞれのラベルに違いを出しているのが特徴です。「キャラメル」「ビター」「ホワイト」と、味によって変化をつけています。手に取る消費者もどんな味か視覚的にわかりやすくなる工夫がほどこされているのです。もうひとつのポイントは、チョコレートの包み紙。大野農園のりんごをイメージする赤い包み紙というアイディアが、ちょっとしたサプライズに。かわいらしいのと同時に、さりげなく素材のりんごも主張しているデザインです。
引用元:ヘルベチカデザイン素朴でありながら上品な和栗のしぶ皮煮のパッケージデザインです。ラム酒と砂糖で煮込んだ商品で、和栗の大きさは一目でわかります。パッケージを透明にすることで中身が見えるため、イラストや画像よりわかりやすく、視覚的にもインパクトがあります。「どんな味だろう」と興味を引くことでしょう。添加物や保存料を使っていないことを文字情報で伝えているのもポイント。文字もポップではなく、落ち着いた雰囲気の日本語と英語のみにすることで、和の雰囲気を際立てています。
引用元:ヘルベチカデザイン川内村で養殖したイワナをスモークした商品です。パッケージの中に入っている、桜チップでスモークされたイワナはインパクト大。ただ、そこに愛嬌あるイワナのイラストやワイン、筆文字で全体的に素朴でほのぼのとした雰囲気を作り出しています。ただ、筆文字は単純に素朴さだけを狙っているわけではありません。これは、イワナがスモークされるときに立つ煙を表現しているのです。また、どのようなお酒に合うか、どんな作り方をしているのか情報をさりげなく伝えています。スモークイワナのインパクトとパッケージデザインの素朴さが絶妙なバランスを生み出しています。
![]() 引用元:ヘルベチカデザイン株式会社公式HP <http://helvetica-design.co.jp/> |
会社名 | ヘルベチカデザイン株式会社 |
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| 設立 | 2011年 | |
| 所在地 | 本社:福島県郡山市清水台1-8-15 Blue Bird apartment.2F 東京オフィス:東京都渋谷区恵比寿西2-20-7 Brillia代官山プレステージ223 |
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| 加盟団体 | 不明/記載なし |