ここでは、さいたま市大宮区のトータルデザインを手掛ける株式会社バンブーデザインの特徴や得意分野、デザイン事例などをご紹介します。
株式会社バンブーデザイン企画室は、1987年に創立して2020年現在、30年以上、パッケージデザインを手掛けてきました。その仕事の範囲は時代の流れによって広がっていき、グラフィックデザインやウェブデザインまで多種多様なデザインを手掛けるようになっています。
バンブーデザインの代表取締役社長でありプロデューサーである竹田良雄氏は、平成21年6月~平成25年5月まで、日本大学生産工学科創生デザイン学科評議委員を務めた人物です。「パッケージデザインのデータ作成」など多くの著作物も世に送り出してきました。
バンブーデザインでは主に食品パッケージが中心です。仕事の特徴として、依頼者との直接的な対話を重視しています。デザイン制作だけではなく、ネーミングや商品開発、プロジェクトの企画立案や提案まで幅広く行っています。他にも、写真撮影やコピーライディングが必要な場合も心配ないでしょう。
社内スタッフに限らず、外部スタッフと連携しているため予算に応じたカメラマンやコピーライターを紹介できる体制が整っています。バンブースタイルはパッケージデザインを含め、デザインに関する多くのニーズに対応できる会社といえるでしょう。
アロマグッズのパッケージデザインです。パッケージデザインは2種類。それぞれイラストは同じですが、カラーリングに工夫が施されています。チョコレートとイエローカラー、レッドとブルーカラーにわけて区別しているのです。
チョコレートとイエローのほうはバニラのアロマがブランドされており、甘い香りがイメージできることでしょう。そのため、カラーリングが優しく暖色系が使われています。
一方のレッドとブルーカラーは、甘酸っぱいフルーツのアロマをブレンドしたものです。気持ちをリフレッシュできるタイプなため、爽やかで涼し気なカラーリングとなっています。また、インド生まれという点でどこかエキゾチックなイラストになっているのも、デザインセンスを感じさせます。
プリンの食感を全面に押し出した、旨食感シリーズのパッケージデザインです。「とろっバニラ」と「もちっキャラメル」は、食感と味という点でパッケージに大きな区別化が図られています。
「とろっバニラ」はバニラ感が際立ったパッケージデザイン。食感を商品名の「とろっ」という文字で、どんな触感が楽しめるプリンかを表現しています。手に取った消費者は、味と食感をすぐにイメージできることでしょう。
一方のもちっキャラメルも同じくカラーリングと文字にキャラメル感が出ています。ブラックとイエローのカラーリングの中にあるキャラメルの画は、味や食感をイメージするのをうまくサポートしています。
下方にさりげなく食感と商品の説明がされているのもポイント。手に取った消費者は一目でどんなものかわかるようになっています。どちらもストレートな表現だからこそ「とろっ」という食感表現がさらに飛び込んでくることでしょう。
レモンティー、アップルティー、ミルクティーという紅茶の定番商品のパッケージデザインです。レモン、アップル、ミルク、それぞれ、一目でどんな味なのか連想できるカラーリングで、シンプルでわかりやすいデザインが採り入れられています。
全体的に上品な印象を受けるのは、下方にデザインされたティーカップと紅茶の画によるものでしょう。カラーリングと文字情報だけでは寂しくなりがちですが、ティーカップと紅茶を取り入れることでシンプルながら上品さが生まれています。
シンプルながら上品さが際立つのは、イラストをシンプルにした代わりに文章で記された特徴ではないでしょうか。このパッケージデザインには「ゴールデン方式でいれた」「フレッシュな」「フルーティな」「濃いめ」という文字情報が刻まれています。
ゴールデン方式とは淹れ方なのですが、紅茶についてあまり詳しくない人にとっては特別感を覚えるでしょう。そのようなさりげない工夫が際立つパッケージデザインです。
![]() 引用元:株式会社バンブーデザイン企画室公式HP <https://www.bamboo-d.co.jp/> |
会社名 | 株式会社バンブーデザイン企画室 |
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設立 | 1987年 | |
所在地 | 埼玉県さいたま市大宮区天沼町1-176 | |
加盟団体 | 日本パッケージデザイン協会 ほか |